年中組はピアニカを行いました。
ピアニカを弾くことは、ほとんどの子が初めてで、
はじめは「ドは赤のシールを貼ってるよ」と音を伝えていき、
練習を重ねていくことで、
今ではドレミファソラシドの音階を弾けるようになりました。
音階が上手に弾けるようになってきたので
今日は、
子ども達がとても楽しみにしていた『メリーさんのひつじ』の練習を
行っていきました。
メリーさんのひつじの曲は初めてだったので、
まずは皆一緒に音階や、
指番号を声に出して歌って確認しながら少しずつ練習です。
弾けるようになった子は『ピアニカの先生』として、
まだ弾けていない子に教えていくよう声掛けをしていきました。
これはまだ、
年中の子ども達にとっては難しいことかもしれませんが、
思っていた以上に子ども達は大張り切り。
自分が教わったように手の添え方や口調も真似する子や、
どう教えようか迷っている子、
その子自身が教わった中で
一番印象に残っていることだけを教えている子と、
先生の数だけ教え方も様々です。
今日は子ども自身が考え、どう教えていくのか様子を見ながら、
どう教えようか迷っている子にだけ
「最初は何番の指からだったかな?」等と
少し声かけをしていきました。
すると、迷っていた子は、友達に
「この指からだよ」「この音が違うよ」と教えることが出来ました!
普段、教えることに慣れていない子は少し戸惑いや、
迷いが見られましたが今日のピアニカの先生は
みんなとっても上手でしたよ。
また、
ピアニカの先生を見て「自分も友達に教えてあげたい」
という気持ちから、
練習をさらに頑張る子が沢山いました。
教わる子も、真剣にアドバイスの言葉を聞き、
頑張る姿がみられましたので、
これからも
子ども同士で
教え合う事が出来るようにしていきたいと思っています。
●野間幼稚園
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