うめ組は年中13名、年長15名、計28名でスタートをし、早一週間が過ぎました。
まずは、先週一週間の間で整理の仕方、片付け方、用意の仕方、
並び方、遊具の使い方など、
うめ組での決まりごとを伝えていきました。
その際うめ組は縦割り保育となっているので、
年長さんが年中さんのお世話をするようペアを作って教え合っていくようにしたのですが、
最初は何をしたらいいのか、どうやって教えたらいいのか迷っている様子が見られました。
そこで、少しずつ声かけを行って促すようにしていき、
年中さんがお茶をこぼしてそのまま立っていた時は、
こぼしたときはどうするのかを年長さんに聞いていきます。
「雑巾を持ってきて、拭く」という答えが返ってきましたので、
それを一緒に年中さんとするよう伝えていくことで年中さんを雑巾のある場所まで連れて行き、
拭いて、洗って、かけるところまで教えてくれました。
最初はこのように一つ一つ丁寧に子ども達に質問をして
考えさせながら実践に移していくということを繰り返していくことで
年長さんは自分が一番のお兄さん、お姉さんになったのだという意識を持ち始めています。
道具箱に物を片付ける時でも「クレパスの上に絵の具だよ」といって一緒にしてあげたり、
タオルをかけるところがわからない子どもがいると
一緒に探してあげたりする姿が見られるようにもなってきています。
関わりは、密になればなるほど相手への関心や、
思いやる気持ちも増やしていくものです。
なかなか目には見えにくいものですが、
内面の成長を促していけるような子ども達同士の関わりの場を大切にしていきたいと思います。
●野間ナーサリー
https://www.noma-nursery.com/